最終製品と遜色のない試作品
デザインと設計が完了したら、次は試作のプロセスです。ワーキングモデルやデザインモデルと呼ばれる試作品をつくります。ワーキングモデルは、展示用のショーモデルとは異なり、駆動部品を実装した「動く」試作品。量産に入る前に、動きの性能や強度などを検証するためのものです。デザインモデルは、手で触れたときの質感や重さなど、デザイナーが思い描いていたものと一致しているか確かめるためのものです。
ひと口に試作品といっても加工方法は多種多様です。アークでは、あらゆる知識と技術、そして豊富な設備を総動員して、最終製品と遜色のない見栄えと質感をもった「作品」をつくりあげます。接着・溶着、曲げ、研磨など、一般的な加工はアークがもっとも得意とするところで、長年の経験をもつ技術者が、ハンドワークでその「職人技」を存分に発揮しています。