商品設計

豊富な経験と卓越した技術がアーク設計の基盤

アークの設計部門には、以下のような声が寄せられています。

お客様のご要望に対し、アークでは数多くの機種開発を手掛けたエンジニアが、これまでの経験をもとに、豊富な材料、多様な工法などを加味して、お客様に納得していただけるソリューションを導き出し提案いたします。

Q:ラフスケッチからデザイン・設計ができるか
A:アークでは、デザイン部門と設計部門が密接に連携しています。「デザインの意図を汲み取った量産を見据えた設計」と「設計の意図を汲み取ったデザイン」ができるところが、アークの強みのひとつと言えるでしょう。

Q:過去の習慣にとらわれた設計になりがちだが、新しい視点で見て貰えないか
A:歴史ある企業にて、長きに亘り開発を手掛けてきたお客様などからお問い合わせいただくひとつの例ですが、様々な産業界で多くの設計を手掛けてきた経験豊富なアークのエンジニア集団が、お客様のアイデアを形にすべく、様々な角度から最適な設計を導き出します。安心してご相談ください。

Q:開発が重なり工数が不足しているが、マイナーチェンジに係る案件を丸投げできるか
A:新製品などの開発が進むと、工数が不足することは良くあることですが、アークにお任せいただければ、マイナーチェンジも妥協することなく開発を進めることが可能です。また、アークでは技術者の派遣も行っております。詳しくはお問い合わせください。

Q:材料や工法のバリエーション知識が乏しいが、最適案を提示してくれないか
A:豊富な経験を持つエンジニア集団が、アークの膨大なデータベースを用いて、お客様のアイデアやイメージをもとに、ご予算や納期に合わせて、最適な材料と工法を検討・提案しております。

Q:樹脂成形の経験がほとんどないが、アドバイスをもらえるか
A:樹脂成形はアークの最も得意とする分野のひとつです。樹脂の種類から、樹脂を使った成形方法、樹脂パーツにおける少量産の実績等、お客様の経験値を高め、製品の可能性を広げるためにも、アークのエンジニアは、ノウハウや情報提供を惜しみません。また、製品の特性によりましては、三井化学の開発した素材を紹介することも可能です。

製造における問題を設計段階で解決するアークの技術

材料や工法が最適でない場合に発生しがちな「手戻り」。例えば、金型をつくって成形したものの、それが各種試験をクリアできない、という事態となっては、当然、コストの増加や開発の遅延につながってしまいます。

アークは設計を行ううえで、DFMを重視しています。DFMとはDesign For Manufacturingの略で、製造におけるいろいろな問題を設計段階で解決する技術のことを指します。それも物理的な検証だけでなく、デジタル解析技術を駆使しながら設計を行っているため、これまでに手戻りしたケースはほとんどありません。アークはこのような科学的アプローチにのっとった設計手法により、お客さまのQCD (Quality:品質、Cost:コスト、Delivery:納期)を満たす最適開発を支援しています。

アークの開発事例

ある海外メーカー様の電動バイクの外装パーツ開発をサポートさせていただいた事例があります。世界で急速に発展しているEV分野ですが、そのお客さまは外装設計の経験が少なかったため、スタイリングデザイン領域での差別化を図るべくお声がけいただいたのがアークでした。

アークは本件で、スタイリングデザインから、技術コンサルティング、DFM(製造性考慮設計)、CAE(Computer Aided Engineering:コンピュータ解析)を踏まえ、量産検証用試作車までワンストップで対応させていただきました。

また、デジタル検証としてバーチャルテストを導入。バーチャルテストは3Dデータを活用し、物理的な現象を実物と同じように評価する手法で、これにより物理試験にかかる時間とコストを大幅に削減することができました。

このようにアークでは、お客様のご要望に応えるだけでなく、お客様の想像を超えた技術とサービスを提供できると自負しております。

ご興味を持っていただけましたら、ぜひ一度お問い合わせください。

アークのエンジニア属性

アークの技術分野は主に、先行開発、構造解析、構造設計、光学設計、光学解析に分類され、製品の売り上げや、平均契約年数は以下の通りです。

実績紹介

量産化設計をサポート:介護向けパワーアシストスーツ 軽量化モデル
株式会社ジェイテクト様よりご依頼いただいた、介護作業での腰の負担を軽減する軽量型アシストスーツ「J-PAS fleairy」
着せ替え可能なユニット設計にて、小ロット製作も対応可能
トヨタ自動車株式会社様が出展された2023年のジャパンモビリティショーにて「e-Palette」を2台製作させていただきました。
IFA 2018 panasonic パナソニック くらしアプライアンス社 キッチン
デザイン・設計・試作から海外展示会の現地対応まで
パナソニック株式会社 くらしアプライアンス社様がドイツで出展された展示会[IFA]のお手伝いをいたしました。
HDS_ロボットーアームハンド_注型_切削_塗装3
ヒューマノイドハンドの外装を製作:注型、樹脂切削、塗装
株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ様の「2023年国際ロボット展」への出展にあたり、デモ機を製作いたしました。
医療用ロボットアーム
サージカルロボット模したモックアップのデザイン・設計・製造
日本トムソン株式会社様の展示会向けショーモデルのデザイン・設計・製造を担当致しました。
次世代エネルギーとして注目される水素燃料電池をARRKがサポート
帝人株式会社様が開発した、燃料電池ユニットと圧力容器ユニットの、コンセプトモデルを担当させていただきました。
マイクロ波成形:材料の知見や特殊な工法を活かした取り組み
三井化学株式会社様のそざいの魅力ラボ「MOLp®」のサンプル製作に携わらせていただきました。
これまでにないカタチ:インテリア性を備えた ロボット空気清浄機「空美」
株式会社日立製作所 研究開発グループ様ご考案の空気清浄機。アークでは外装デザイン、設計、試作を手掛けました。
デザイン、設計、試作でお客様をサポート。大胆な色とデザインが採用に
帝人エンジニアリング株式会社様が開発した水素ボンベケースと、クレードルのコンセプトモデルを担当させていただきました。
少量生産事例:ハイエンド測定機「S lynx」の外装部品を注型工法にて製作
SENSOFAR社はスペインの計測機器と医療機器のリーディングカンパニーで、15年以上にわたりサポートしてきました。
パナソニック株式会社様_100周年ニューモビリティ
展示用コミューター:お客様の想いに応え、期待を超える「モノづくり」
パナソニック株式会社様から、創業100周年記念イベントに出展するEVコミューターのモデル製造依頼をいただきました。
外装デザイン:ユーザビリティを追求し、製造方法や取り付け方も考慮した、電動3爪ロボットハンド
シナノケンシ株式会社様のコーポレートブランドASPINA。“ いろんなものに、ちょうどいい。 ”を実現したARH350A。アークでは外装デザインを担当。人との協働 + 先進性を考慮し、ロボットとして精密感やスピード感での頼もしさを持ち、人との協業では親しみやすさを狙い、持った感触も意識したカタチを目指しました。は、ハンド+モータ+コントローラーが一体となっており、ステッピングモータを用いたサーボシステムによる把持力・動作速度・位置制御が可能です。
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