西松建設株式会社 様

設計試作ロボティクス産業機器

斜張橋の斜材保護管外観調査ロボット

コロコロチェッカー®

コロコロチェッカー® は斜張橋のケーブルを走行しながらケーブルの外周360°を撮影記録し外観検査するロボットです。

アークは現行機のリニューアル設計を担当。現行機の検査性能は確保しつつ課題解決と開発コストを実現可能なバランスでご提案し製造に至りました。

PLAN

開発の流れ

コロコロチェッカー® による斜張橋の点検は現場の交通規制が不要な点と点検作業員の安全確保が大きなメリットです。

しかし点検するケーブル数も多いため現地でいかに早く点検を終わらせるかが最重要課題でした。

お客様と一緒に現行機の問題点を確認。
今回の改良項目を選定し開発がスタートしました。

REVERSE ENGINEERING

リバースエンジニアリング=現行機の分解作業

実機を分解したり、製品の動作を観察したりするなどして、製品の構造を分析しそこから製造方法や動作原理、設計図などの仕様を再構築することをリバースエンジニアリングと言います。

今回のケースでは現行機を分解し、分析&データ化。開発のベースデータとしました。

PROPOSAL

課題解決へのご提案

ブレーキ機構とエンコーダメカ部の破損防止など信頼性向上のご提案や、脱着時間短縮のための改善設計を行ったり、電気回路部分では車両設計で培ったノウハウを使用し信頼性向上を加味した配線類の取り回しや基板の再設計を行ったり、消耗部品への交換対応ができるように、メカ設計者と電気設計者が連携して改良を施しました。

アークでは改善設計(既存品をさらに良く作り変えること)を得意としております

SUPPORT

サポート

作って終わりじゃない
その後のサポートもおまかせください

昇降性能や撮影試験はもちろん、屋外での点検作業となるので無線通信調査や高温・低温評価を行いました。

また設計変更に伴って取扱説明書の改訂やアプリとの整合性も確認のうえ納品しました。

製品開発に関するご相談はアークまで
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