ARRKでの担当は、デザインと設計サポート、試作(注型・切削・加飾)で、組み立てはお客様側で行いました。ご依頼を頂いてから約2か月での納品でしたが、厳しいスケジュールの中、展示会に間に合うよう努めました。
ラフスケッチを3案ほど提案し、その中から1案を選定しました。細かいパーツの取り扱いにも苦労しましたが、CGにて動作を予測しながら作業を進め、実際のロボットに取り付けて動作を確認。今回は指先に滑り止め機能を施すなど素材提案も行い、制御に関する助言も必要だったため、設計部隊にもサポートに入り、より完成度を高めました。
デザインだけでは解決しきれない部分で設計のサポートを得られるのは、ワンストップで上流から下流までの幅広いサービスを提供する弊社の特長であり、今回もお客様に喜んでいただけたと思っております。
部品には樹脂と金属を使用し、注型・切削・加飾(カラーリング)などの製作は、すべて大阪支社にて行いました。HDS様のコーポレートカラーであるブルーを強調するため、コーポレートカラーを忠実に調色し、展示会に来られた方からも大変好評であったとご報告をいただきました。