少子高齢化を背景に、医療・介護スタッフの人員不足など多くの課題が表面化するなか、AI、IoT、ビッグデータ、センサーなどのデジタル技術を用いた新たなサービスの創出が期待されています。また、ヘルスケア全般に目を向けると、従来の医療機器メーカー以外の、異業種を含む多彩な事業者の参入が目を引くようになり、人々の健康志向の観点からもヘルスケア産業の一層の活性化が求められています。 アークはこの分野において、医療・ヘルスケア機器のデザインモデルやワーキングモデルの製作、部品供給などで開発支援を行っています。海外では、キャスティング(注型)・3DプリンティングによるCTスキャナーや遠隔手術機器、美容機器などの外装や骨格・臓の標本などの開発実績もあります。医療機器は開発が長期に及ぶことが多いため、工数確保のためにもアークがお手伝いできることは少なくないと考えています。また、少量生産を得意とするアークとの親和性も高く、お客さまの細かなニーズにもお応えできると確信しています。 介護分野ではロボティクスの進展がめざましく、アークでも、株式会社FUJI様の在宅介護用ロボットや、株式会社ジェイテクト様の自立推進トレーニングロボットなどのデザイン・設計・ 試作 のお手伝いをさせていただいています。人の暮らしに調和する温かみのあるデザイン、そして何よりも安全性や強度が重要な介護製品だからこそ、アークの開発能力がお役立ていただけたものと自負しています。